装飾用に用いられる代表的な「めっき」で、青白色の金属光沢を有します。

弊社では、1層のCrめっきと3層のNiめっきの計4層のめっきを行うことで高い耐蝕性(錆びにくさ)を実現しております。

専用の手動予備洗浄ラインによって、汚れや防錆油・錆・溶接跡などを事前に取り除きます。

めっきは大型自動ラインで行われ、安定した品質と大量生産を可能にします。

耐蝕性光沢度特徴
Crめっき最高美しい青白色の色調を持つ。強固な酸化皮膜を有するので耐蝕性・耐摩耗性共に「めっき」の中では最高クラス。
フラッシュNiめっき良好良好Crめっきの前に行う薄いNiめっき。耐蝕性を向上させると共に、Crめっきを行う際の不良を低減する。
光沢Niめっきやや良好非常に良好光沢に優れたNiめっき。耐蝕性には劣るが、下の半光沢Niへの腐食の進行を遅らす作用も有する(犠牲防蝕作用)。
半光沢Niめっき非常に良好やや良好低光沢で高い耐蝕性と良好な物性を有するNiめっき。素材への腐食の進行や「めっき」の割れを防ぐ。

弊社では、耐蝕性・光沢度の違う3種類のNiめっきを施しております。

耐蝕性に優れたフラッシュNiめっき・半光沢Niめっきの間に耐蝕性にやや劣る光沢Niめっきを入れることにより、

光沢Niめっきが優先的に腐食され、素材方向への腐食を抑えることができます(犠牲防蝕作用)。